Apr
16
2020

白髪が出始めたらどうする!?白髪染め初心者さんにおススメのヘアカラー方法をご紹介☆

Category:カラー

みなさんこんにちは

お客様とヘアスタイルの話をしていて、特に多いのが

「最近白髪が出始めたのよね~」というご相談。

早い人は10代20代のうちから地毛に白髪が混ざっていて、これを若白髪とよく言いますが、

加齢による白髪が出始めるのが30代からです。

これは人によって違いますが、薄毛や抜け毛とは違い

白髪はほぼほぼ遺伝です。

ご家族の白髪の量を思い出していただければ、
将来の自分が想像しやすいかもしれません、、!←たまに酷な場合も((+_+))笑

ですので白髪が出始める時期は人それぞれですが、

出始めたらすぐに「白髪染めで暗くしないと!」と思う心配はありません。

白髪を染める方法はたくさんある

一般的にみなさんがイメージしている「白髪染め」とは、

地毛に近い暗い色にしか染められない、一度白髪染めに手を出したら止められない、など

昔のイメージをお持ちの方が多いのが現状で

私もよくお客様に言われるのが

「白髪が増えてきたからそろそろ白髪染めにかえないとかしら?」という相談です。

でも、大体の方が普段からヘアカラーをされている方が多く

実は今やオシャレ染めと白髪染めに明るさや色の大差はないのです!

白髪染め=暗い色(黒に近い色)

と思われている方が多いと思いますが、

これくらいの明るさの髪色でも白髪は染まるんです。

逆に言うと、白髪はなく通常のオシャレ染めをする場合にも、

色が抜けやすく明るくなりやすい髪質の方には白髪を染めるときと同じ薬剤を使います。

そうすることで色持ちがよくなり、

通常よりも長い期間キレイな色を保つことができます◎

このように、今や「オシャレ染め」と「白髪染め」を分けて考えなくてもOKなんですよ!

生え始めの白髪をどうするか

ヘッドスパイメージ画像

では、2~3本出てきた白髪をどう処理するか?

についてですが

このちょっとだけでてきた白髪ほど悩ましいですよね。。

もっとちゃんと白髪も増えれば潔く染めるんだけど。。

という方も多いです。

特に、普段からカラーをされてない方にしてみれば、

一度始めたら止められないんじゃないかという不安もあり

どのタイミングで染めようかが一番の悩みポイントではないかと思います。

ここでまずやりがちなのが「抜いてしまう」という事です。

でも、みなさんうすうすご存じなんです、

「本当は抜いちゃだめよね?」と、、(笑)

お気持ち、と~~~~っても分かります。

私だって、余りにも憎い存在を見つけたときにたまにやってしまいます。(小声)

ただし!

覚えていてほしいのが、

抜くと毛根に多少なりともダメージを与える、という事なんです。

一度抜いたらもうその毛根からは生えてこなくなる!

という事はないですが、

何度もダメージを与えることによって生えづらくなる可能性がある、というのは覚えておいてほしい事実です。

それともう一つ、

一度抜いてしまったら最後。次に生えてきた短い白髪こそが

もっと自分を悩ませることになります(笑)

この1センチくらいの短い白髪はハリがあり存在感を増します。

しかも短すぎてつまめない為抜くこともできず、、

余計にストレスの元になってしまいます。

こうならない為にも、「白髪を抜く」というのはお勧めできません。

じゃあどうすればいいのか?

白髪とうまく付き合っていく方法をいくつかご紹介いたします

1 オシャレ染めの範囲でぼかして染める

白髪染めとなるとどうしても暗い色のイメージをお持ちの方がおおいですが、

先ほどの写真でもわかるようにある程度の明るさなら白髪も染まり、

(明るさによっては白髪への染まり方は穏やかでも他の髪の明るさで馴染む)

根元が伸びてきたときに白とのコントラストが強く出ない為、

暗い色で染めるよりも目立ちにくいというメリットはあります。

もちろん明るい色だとある程度の褐色(色抜け)もあるため、

あまり明るくしたくない場合はこれくらいのナチュラルブラウンや

これくらいのダークブラウンにする事もお勧めです。

2 地毛と同じ色で部分的に染める

地肌に優しい薬剤選定

これが実は高瀬的におススメなメニューなのですが

白髪の出始めの時、顔周りやトップの分け目といった部分的にある白髪だけが

気になる、、という方も多いかと思います。

そんな方にお勧めなのが、

「部分染め」という染め方。

全体を染めるとなると、おっくうに思ってしまう方もいますよね。

特に男性の方で、今までカラーをしていなかったけど

最近出てきた白髪が気になる、、といった相談をよくいただきます。

今まで地毛で過ごしてきた分、急に「染めたね」と会社の人にばれてしまうような

染め方は、抵抗がある方も多いのではないでしょうか。

カラーはその人それぞれの地毛に合わせた色に染める事も可能なので、

気になる白髪の部分だけ染めると周りにばれずに白髪だけがなかったことに◎

市販のホームカラーではなかなかできない技ですが、

美容室だとキレイに地毛に合わせることが出来るんですよ♪

男性の方で白髪のポイントカラーをされている方は

2か月~3か月に1回染めるだけで大丈夫な方が多い印象です(白髪の量にもよります)

メンズ パーマ

頻繁に染めないといけない、というわけでもないのがポイントカラーのメリットなので

ぜひ一度トライしてみてくださいね♪

3 あえて染めずに綺麗なグレイヘアを目指す

これは上級編です(笑)

白髪の分量が多めの方にはお勧めです◎

最近ではもはや専門のヘアカタログも出版されているほど

グレイヘアの知名度はあがってきてますよね。

これもお客様によく相談されるのですが

”グレイヘアを素敵にみせるのはけっこう大変ではある”

という事はお伝えしておきます!

グレイヘアはある程度年齢を重ねたシニア世代の方にはナチュラルになじみますが、

40代、50代の方は挑戦するには至難の業。

まず、グレイヘアはポイントをおさえないと一気に老けて見えてしまいます。

まず1つ目はファッションにも気を付ける、という事。

エッジのきいたモードなファッションや

ナチュラルで自然素材を使ったデザインのあるファッションなど

オシャレに気を遣えていればグレイヘアも素敵に引き立ちます。

逆に、あまりファッションに重きを置かずにシンプルは服を好まれる方は

グレイヘアにすることで一気に老けて見える危険性が高いのでおすすめしません。。

そして2つ目は、カットやスタイリングはちゃんとしていないと疲れた印象を与えてしまう

という事です。

これはイメージしていただくと分かるかと思いますが、

芸能人やモデルの方でグレイヘアが素敵にきまっている方って、

ちゃんとキレイにスタイリングされてる方ですよね。

ショートヘアの方だとある程度こまめにカットされていて形が整っていたり、

ロングヘアの方だとまとめ髪がきれいで崩れていなかったり。

実はこれが一番重要で、

グレイヘアはカットやスタイリングが綺麗にされていないと疲れた印象を与えやすい、ということなんですね。

かといってグレイヘアをお勧めしないわけではありません。

カラーをあえてしないことで元々の髪の艶を保つこともできますし、

毎月美容室に通うという手間は省けますよね。

重要なのは、グレイヘアで疲れた印象を与えたり、実年齢よりも老けて見えるようにしない為には

「ファッションとスタイリング」を大切にする、という事です。

逆に言うとそれさえも楽しめちゃえばこっちのもんです!(笑)

あえてデザインのあるお洋服を選んだり、明るくビビットな色に挑戦してみたり。

そうすることで周りから「あの人のヘアスタイル素敵だな」と思ってもらえるように

グレイヘアを楽しんでいただけると嬉しいです!

4 白髪を染めながら艶もでるカラーを選択する

これは通常のカラーとは違った染め方で、ダメージを少なく白髪を染める

という選択肢の一つです。

マニキュアという選択肢

マニキュアとは、一般的に言われる白髪染めとは違って

髪を傷めずに髪表面に色素を付着させる染め方です。

一般的なカラーは明るさも地毛より明るくすることができますが、

マニキュアは明るくすることはできません。

ただ、その分ダメージがなく染めることができるのと、

髪の表面をコーティングするようなイメージなので艶が出て、根元もふんわりします。

ですので、年齢と共に細くなってきた髪や、もともとペタンとしやすい髪質の方に

ぜひおすすめしたいメニューです。

オーガニックカラーという選択肢

オーガニックカラーとは、カラー剤自体に含まれる染料や保湿剤、界面活性剤など、

使われている成分のほとんどをオーガニックのものを使用して作られたカラー剤のことです。

地肌にも、環境にも優しいカラー剤で、もちろん頭皮への刺激も少ないです◎

オーガニックカラーについて詳しくはこちら

髪にも地肌にも、そして地球にも優しい!オーガニックヘアカラーをするなら自由が丘educoで♪

刺激が少なく安心な分、やはり白髪への染まりは通常のカラー剤ほどしっかりではないものの、

出始めの少ない量の白髪であれば問題なくぼかして染めることが出来るので

明るめの色で染めたい!という方にもぜひ試してほしいメニューです♪

いかがだったでしょうか?

白髪の出始めたころは、やっぱりショックが隠し切れませんよね、(笑)

でも、白髪が出るのは日常の疲れやストレスが原因ではなく

遺伝だという事を冒頭でお伝えした通り、誰しもが避けては通れない道なのです。。

お客様に、そろそろ染めた方が良いかなぁ?と聞かれたとき、

私は正直に「そろそろですね~!」とか

「まだそこまで目立たないので大丈夫だと思いますよ!」と正直に言うようにしています。

それは、綺麗に若々しくみせたい、という思いもあれば

できればあまり頻繁に染めたくない、という思いをお持ちの方もいらっしゃるからです。

白髪は絶対に染めなければならないものでもありません。

うまく付き合っていきながら、一番素敵に見せる方法を相談しながら作っていければ

大人ヘアも楽しんでいただけると思っています( *´艸`)

出始めの白髪でお悩みの方は、ぜひ一度ご相談くださいね♪

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